【共依存】相手がいなくなったら起こる3つの事実!回避方法も解説


わたしの人生の全てが彼。互いに情がありすぎて、好き過ぎてしまう。彼がいなくなったら生きてはいけないと思う。これって危ない状態かな?どうしたらいいんだろう
こんなお悩みにおススメです。
この記事の解説者

相手を好きになったり想うことは人に与えられた特権です。
ただ、行き過ぎた愛情は周囲を見えなくさせ、ときに人を盲目にさせ、相手なしには生きられない状態にしてしまいます。
共依存状態を今すぐやめるべきとまでは言いませんが、上記の感覚をもっておくことが、重要です。
- 相手を失うことが怖く、失ったら、自分がどうなってしまうのか不安
- 最悪、相手がいなくても自立できるような心の支え(=考え方)がほしい
- 共依存の相手と別れた後の考え方や忘れ方を今のうちに把握しておきたい
こんなお悩みを解消するために記事を書いてみました。
共依存に陥っている状態で、相手がいなくなったら起こることに加え、仮に自分ひとりになった時に自我をしっかり保つための考え方も説明します。
ぜひ、最後までお読みいただけると嬉しいです。
共依存の相手がいなくなったら何も手につかなくなる

相手に依存しきっている状態では、自分の人生そのものを相手に預けていることと同じです。
依存の度合いによりますが、「相手の判断=自分の判断」の状態です
共依存状態が強すぎる場合、以下のような日常生活の判断や思考、悩みや趣味など、生活のほとんどを相手に依存しているかと思います。
- 家事
- 休日の予定
- 仕事の悩み
- 友人・家族の悩み
- 日々のモチベーション
このような状態では、自分で何事も判断できず、全て相手の判断によって物事を決めてしまいます。
結果、共依存の相手がいなくなったら生活の全てを判断してくれる人がおらず、自分では何も考えられない・何もできない状態に陥ります。
共依存の相手がいなくなったら生きる喜びを感じなくなってしまう

共依存の相手がいなくなってしまった場合、一番おそろしいことは生きる喜びを感じなくなることです。
生きる喜びを感じなくなってしまう原因は、自分の存在意義を相手に求めてしまっているからです。
人生を豊かに生きていくうえで、上記は非常に危険な状態です。
私自身、以下の記事で触れているように、人生もうダメだと思ったことがありますが、当時の自分の状態を一言で表現すると、虚無です。

虚無とは?
心にわだかまりがないこと。何物にもとらわれず虚心であること。
コトバンク
世の中の真理や価値、また、人間存在そのものを、空虚で無意味なものと考えること。
私はネガティブな思考を変え、虚無を克服できましたが、仮に虚無の状態が長く続くとメンタルの病気になったり、最悪の場合は自ら命を絶つことになってしまいます。
最悪の状態を回避するためには、第一に相手に全て依存している自分の中身がカラッポになっているという自覚が必要です。
カラッポの自分を埋めるため、やりたいこと・楽しいことを無理にでも見つけて生きがいを探していくのがおススメです。
共依存の相手がいなくなったら行動や性格が激変してしまう

自分の心の準備が整わない状態で共依存の相手がいなくなったら起こることとしては、日常生活における行動や性格の激変です。
例えば、共依存状態が解除されて変化するものは以下です。
- キレやすくなる
- 反論するようになる
- 暴力的になる
- 付き合いが悪くなる
- テンションがずっと低くなる
共依存状態が無くなるという出来事は、本人にとっては明らかにネガティブなことであるため、行動や性格に悪い影響を与えます。
まるで砂上の楼閣のように何とか維持されていたメンタルが崩壊してしまうと、人間は狂暴になってしまうのです。
例えばマザコンも一種の依存状態といえますが、以下の記事ではそれが無くなった場合、性格に変化をもたらす可能性があることに触れています。

上述した状態にならないためには、まずは自分自身をしっかりと認めてあげることが重要です。
共依存の相手がいなくなったら困る状態を防ぐために自分を認める

例えばですが、とてもポジティブで芯が強い人は例外なく自分のことが好きです。
上記のような状態の人は自分の行動に責任を持ち、他人を責めず、失敗・欠点を受け入れて改善しながらその瞬間を全力で生きています。
主役である自分を否定し、そこで足を止めてしまっては人生という物語を進めることはできません。
まず、今の自分を好きになる第一歩として、自分の欠点に全部OKしてあげてください。
- 何をやっても失敗でもOK
- 怒られてばかりでもOK
- 自分はコンプレックスの塊でもOK
全てが完璧な人はこの世に存在しません。

上記の記事のように、SNSの投稿では順風満帆な人生を歩んでいそうな人も、実は自分を認められず、存在意義を他人に委ねていたりします。
自分の欠点は後の人生で待っている幸福をより強く実感させる一種のスパイスなので、しっかりと認めてあげましょう。
共依存の相手がいなくなったら起こることのまとめ

この記事では共依存の相手がいなくなったら起こることについて記載しました。
共依存状態で相手がいなくなったら主に以下のことが起きます。
- 何も手につかなくなる
- 生きる喜びを感じなくなってしまう
- 性格が激変してしまう
また、上記のような変化を防ぐためには、以下が重要であることを述べました。
自分のコンプレックスや失敗を受け入れ、自分をしっかり愛せる人間になれれば、共依存状態が解消してもこわいものはありません。
自分の人生(ライフ)をしっかりと舵取りして、豊かな日々をいつでも送れるようにしましょう。